鉄鋼業、建設業、紙業、繊維業などさまざまな業界で実績を持つ、弊社の技術者たちは、すぐれた触媒技術を持っていました。
本製品『次世代イノーガニックハイブリット水性塗料GRAREVO(グラレボ)』はその技術に注目しました。
『GRAREVO(グラレボ)』の技術者たちは、自然界のなかからヒントを得て製法を生み出しました。この発想は〝塗料の革命〟の第一歩だと考えます。
通常、有機塗料にはチタンが含まれています。実は、このチタンがラジカル反応を起こし、安定的な結合を妨げています。
(株)ジオテクトが作り出した塗料は水性塗料です。防汚機能、消臭、ガス・VOC分解、抗菌、防カビ、防藻、ラジカル抑制など優れた機能を持っています。
この『次世代イノーガニックハイブリット水性塗料 GRAREVO(グラレボ)』を完成させた技術者たちは、損得勘定を抜きにした科学者であり、〝不可能を可能にする〟独自の柔軟な発想で製品に向き合ってきました。
自然界では可能であるにもかかわらず、〝不可能〟だといわれる研究が多くあります。これは、人間の英知が追いついていないだけなのです。自然がやっていることを素直にヒントにすれば、不可能はないと考えます。
もちろん、小さなベンチャー企業である(株)ジオテクトでは、『次世代イノーガニックハイブリット水性塗料GRAREVO(グラレボ)』の完成までにさまざまな障壁もありました。大手企業が闊歩する世の中で、なかなか本物の良さを理解されず、特許を得たことによってノウハウを広めてしまっただけのような状況になったこともありました。
こういった世の中の流れに飲み込まれ、本物の塗料を自分たちの手で、本物のままに消費者のもとに届けることができなければ、技術者たちの挑戦の意味はありません。大手企業にも引けを取らずに商品を世に広めるためには、それなりのやり方も必要です。
たとえば、コカ・コーラ社。『コカ・コーラ』原液の製法は特殊でありながら、特許を取得していません。これは、特許を取得することで、製法のほとんどを他社に真似され、類似の商品が多く販売されることを防ぐためだといわれています。
塗料の特許も配合で決まり、特許を取得すればその配合を公表することになります。そして、公表された配合を変えるだけで、別の製品を作ることができます。
特許をとった製品が良いものであればあるほど、真似されることも増えるでしょう。すると、巷には類似商品があふれ、消費者は再び本物の商品を手にすることが難しくなるのです。そこで、コカ・コーラ社と同じく、私たちも優れた塗料を正しく消費者のもとへ届けるため、『次世代イノーガニックハイブリット水性塗料GRAREVO(グラレボ)』を独自に普及していく方法で挑戦を続けることにしたのです。
先見の明を持つ技術者たちの知識とこだわり、キャリアをもとに生まれた『次世代イノーガニックハイブリット水性塗料GRAREVO(グラレボ)』。
住宅に長く住み続けようと考えたとき、本物の塗料を理解して選択することは、これから時代の消費者が担う役割なのではないでしょうか。